山形県森林総合監理士会を設立しました
- yamagataforester
- 2024年10月27日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月25日
令和6年10月25日(金)、山形市北部公民館にて「山形県森林総合監理士会」の設立総会が開催されました。午後6時に始まった総会には発起人5名全員が出席し、議長席に着いた発起人代表が設立趣意書を読み上げ、規約や役員、今年度の事業計画等が承認されました。
山形県森林総合監理士会は、以下の設立趣意書のとおり、山形県の森林を適正に管理し、林業・木材産業の持続的な発展を実現するため、様々な活動を行っていきますので、よろしくお願いします。
【設立趣意書】
山形県の森林は、県土の約3分の2を占め、県土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全、地球温暖化の防止、文化の形成、木材等の物質生産等の多面的機能を有しており、県民生活に様々な恩恵をもたらしています。それらの機能を持続的に発揮させていくためには、将来にわたり、森林を適切に管理していかなければなりません。
そのためには、地域の森林をどのように経営・施業していくのか、自然的・社会経済的条件を踏まえながら川上から川下にいたる総合的・長期的な視点に立った構想を描き、行政、林業事業体、地域住民など多様な主体と合意形成を図りながら、その構想を実現していくことが重要です。
このような状況下で、専門知識と経験を持つ森林総合監理士の役割は、ますます重要性を増していますが、山形県を活動可能地域として登録し公開している森林総合監理士は76名(令和6年6月28日現在)いるものの、直接的な活動に結びついているとは言えない状況です。
私たちは、山形県の森林を適正に管理し、林業・木材産業の持続的な発展を実現するため、「山形県森林総合監理士会」を設立することといたしました。
本会は、以下の活動を通じて、山形県の林業・木材産業の発展に貢献してまいります。
1 地域の森林における長期的な構想及び市町村森林整備計画の作成並びに森林経営計画の認定等に係る間接的な支援
2 森林の課題解決に必要な会員の自己研鑽機会の創出
3 森林総合監理士間の相互協力体制の構築
4 意欲と能力を兼ね備えた森林総合監理士の育成
5 会員が所有又は管理する森林の経営支援
6 その他本会の目的を達成するために必要な事業
私たちは、森林総合監理士として、能力の研鑽に努めるとともに、その専門知識と経験を活かし、山形県の森林・林業・木材産業の課題解決に取り組んでまいります。
皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和6年10月25日
山形県森林総合監理士会 発起人一同
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